内容説明
アルコール問題の相談から回復までを地域の立場から書かれた決定版。市町村・保健所・医療機関で相談を始められた方、酒害相談に携わる回復者、お酒の問題を抱えている家族にとって必読の書である。
目次
プロローグ(「物語」を通して見たアルコール依存症へのアプローチ;あなたの飲酒はだいじょうぶ?)
相談編(相談機関とその特徴;相談をめぐる諸問題 ほか)
治療編(アルコール依存症とはどんな病気か;治療の方法とその解説 ほか)
回復編(回復とは何か;医療におけるリハビリテーション ほか)
座談会 アルコール依存症に立ち向かう―本人と家族の苦しみを支えた絆(酒を飲み続ける身体の「病」;家族にとってのアルコール依存症 ほか)
著者等紹介
長谷川行雄[ハセガワユキオ]
1947年神奈川県生まれ。精神科病院、保健所勤務を経て、現在、板橋区立赤塚健康福祉センター心理職。全国精神保健福祉相談員会理事、日本アルコール関連問題学会評議員。臨床心理士、精神保健福祉士
世良守行[セラモリユキ]
1949年、福岡県生まれ。成増厚生病院アルコール専門病棟での勤務を経て、現在、医療法人社団慈友会慈友クリニック副院長。ジャパンEAPシステムズ取締役。日本アルコール看護研究会会長。日本アルコール関連問題学会理事、日本アディクション看護学会理事。看護師
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