内容説明
元気のいい、かぎっ子の山田一樹をおぼえていますか。そう、『にせもののかぎばあさん』にでてきた、あだ名を〈インスタントラーメン・ポパイ〉という、3年生の男の子です。その一樹が、あそびにいったテレビ局で、3人組にゆうかいされてしまったのです。必死で助けをよぶ一樹の前に、あのかぎばあさんがあらわれて…。こんどは名探偵として登場したかぎばあさん、ゆうかい事件のゆくえは、いかに?小学校低・中学年向き。
目次
こまった小おに
かぎばあさんは名探偵
オレとおれの話
アッツざくらと兵隊さん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れい
6
【図書館】本編より、短編の二話のほうが、じーんと来ました。2016/06/14
初瀬川 翠
0
大学時代(文学部)で友人たちと児童書の話になった時に「かぎばあさんって面白かったよね〜」と言ったらほとんどの友人が知らなかった。あらすじを伝えると「都市伝説的存在!」と。自分の小学生の頃かなり流行った記憶があるのだけれど…面白いので読んでほしいなぁ。(基本的に昼間は施錠しない地域だったので)自分も周りも鍵っ子ではなかったけど、かぎばあさんに出会いたいと思っていました。
yhossy
0
小4読書タイム用。2010/06/21
ユキ@うろちょろ
0
小学校の時に読んだ。ほんわかしてて、でも展開にハラハラする。シリーズでも毎回主人公が違うから飽きない。
ばおばお
0
実家にあったかぎばあさんシリーズの最後。自分が小さい頃は鍵っ子は珍しくて、家に帰ると家族がいるのが普通だったから特別な存在だった。今はどうなんだろう?今でも鍵っ子がピンチになるとかぎばあさんが来てくれるのだろうか?合わせて、作者は、戦争のことやいじめ問題など、作品を通して子供たちに伝えたかったんだろうなあと思った。伝えたい想いは普遍的だ。2024/11/07
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- ながい眠り 創元推理文庫