「悪知恵」の逆襲―毒か?薬か?ラ・フォンテーヌの寓話

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「悪知恵」の逆襲―毒か?薬か?ラ・フォンテーヌの寓話

  • 鹿島 茂【著】
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  • 清流出版(2016/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860294557
  • NDC分類 951
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「すべての道はローマに通ず」「火中の栗を拾う」など、
多くの名言を残した17世紀の詩人、
ラ・フォンテーヌによる大人のための寓話集を
現代日本の状況と絡み合わせて考察。
鹿島流の解釈で、現代を斬る。

正直者は本当に馬鹿を見る?
フランス流、賢い考え方・生き方に学べ!


1章 「騙す奴」より「騙される奴」のほうが悪い
2章 「本能」が先か? 「知恵」が先か?
3章 「正義」というくせ者
4章 「裏」を見抜く「賢さ」が身を守る
5章 「狡く」なければ生きていけない


鹿島 茂[カシマ シゲル]
1949年、神奈川県生まれ。仏文学者。明治大学教授。東京大学大学院修了。専門は19世紀のフランス文学。平成3年『馬車が買いたい!』(白水社)でサントリー学芸賞、同8年、『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)で講談社エッセイ賞、11年、『職業別パリ風俗』(白水社)で読売文学賞、16年、『成功する読書日記』(毎日新聞社)で毎日書評賞を受賞。その他の著書に『フランス文学は役に立つ』(NHK出版)、『神田村通信』、『悪知恵のすすめ』(弊社刊)、『ドーダの人、小林秀雄』、『ドーダの人、森?外』(朝日新聞出版)など多数。

内容説明

正直者は本当に馬鹿を見る?フランス流、賢い考え方・生き方に学べ!「すべての道はローマに通ず」など、多くの名言を残した17世紀の詩人、ラ・フォンテーヌによる大人のための寓話集。

目次

第1章 「騙す奴」より「騙される奴」のほうが悪い(あなたが偉い人間か、惨めな人間か、よーく考えてから行動しよう。;策がありすぎると、うまくいかない。策は、一つに絞るといい。 ほか)
第2章 「本能」が先か?「知恵」が先か?(「お金」「不老不死」を人間は望むが、「知恵」こそ財産である。;悪い予言から逃れようとすると、かえって予言通りになってしまう。 ほか)
第3章 「正義」「正論」というくせ者(あらゆることに口を突っ込む人がいる。本当は、うるさい奴にすぎないのに。;よいことは自分、悪いことをするのは部下。 ほか)
第4章 「裏」を見抜く「賢さ」が身を守る(才能は、かならず花開く、早いか遅いかの違いだけ。でも、それが人生を大きく変える。;人はみな、目を開けたまま夢を見る。しかし、われに返れば、元の木阿弥。 ほか)
第5章 「狡く」なければ生きていけない(困っている人がいたら助けよう。それが、自分を助けることになる。;大金を手にしたとたん、陽気な気分は消えうせる。 ほか)

著者等紹介

鹿島茂[カシマシゲル]
1949年、神奈川県生まれ。仏文学者。明治大学教授。東京大学大学院修了。専門は一九世紀のフランス文学。平成3年『馬車が買いたい!』(白水社)でサントリー学芸賞、同8年、『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)で講談社エッセイ賞、11年、『職業別パリ風俗』(白水社)で読売文学賞、16年、『成功する読書日記』(毎日新聞社)で毎日書評賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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舟江

6
堀江敏行の「熊の敷石」が、ラ・フォンティーヌの寓話から来ている。という事で興味を持った。 進化により、脳の一部が変化して言語能力を身につけた人間は、どんな状況においてもこの新しく獲得した機能を使いたくてたまらなくなったに違いない。 そして、これを必要以上に、つまり情報伝達の用途を逸脱して使っているうちに、今度は、その逸脱した使用法、つまり、ただのおしゃべりの快楽に目覚めてしまったのだ。おしゃべりは楽しく、しゃべっていること自体に喜びが存在するのである。~ 本文より 2017/06/15

いのふみ

5
こんなにも人の「ドーダ」の心は根深いのだ。破天荒な物言いだが、理性があり、教養には信頼を置いている。つまり、よく考えて、その時のベストの選択肢を採るという大人の方法が基本にある。2019/02/28

ろべると

3
続編も続けて読破。 ところで鹿島さんは本書に限らず、「ドーダ」が人間の本質の一つだと言うが、そうかなぁ。日本人は「ドーダ、凄いだろう」といった自己顕示欲は強くない人が多いと思うが。でもツイッターなどで発信するのもその一種であると言うのなら、確かに他者とつながって自己を晒す機会は増えている(かくいう私もこうして「ドーダ」してるわけで)。2021/07/11

Massato

3
結局、どうすりゃいいのだ。2021/01/05

ウンパ

2
ラ・フォンテーヌの寓話を作者が解説。世が変われども、人間の本質は変わらないし、賢くないと思わされる。作者の言うとおり、外交官の研修に使うのはよいかも。ついでに政治家も。2020/08/14

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