出版社内容情報
このままでは、登録抹消?世界遺産で盛り上がる陰には、重大な問題が。富士山を心から愛し、最前線で戦う専門家からの厳しい警告。
内容説明
スバルラインの開通でオーバーユースに、山肌にへばりつくし尿、大量のゴミなど…、様々な問題が山積!世界遺産登録抹消の危機!!現場最前線で環境保全を訴え続ける著者からの厳しい警告と対処法が、この1冊に。
目次
第1章 日本人なら知っておきたい「富士山学」(真の姿を伝える「富士山学」;富士山のなりたちと壮大な自然 ほか)
第2章 傷だらけの山・富士山が泣いている!(二本の道路の開通からオーバーユースへ;スキー場の照明でコウモリが飢える ほか)
第3章 どうしたら、奇跡の山・富士山を守れるのか(一向に進まない世界文化遺産の“宿題”;富士山の問題解決が、日本を変える ほか)
第4章 富士山と共生する喜び(言葉ではない言葉で、心を癒す“セラピスト”;森を歩き、自然の共生を実感する喜びを ほか)
第5章 富士山のとっておきの楽しみ方(富士山の多様な魅力をさまざまに味わって)
著者等紹介
渡辺豊博[ワタナベトヨヒロ]
1950年、秋田県生まれ。東京農工大学農学部を卒業後、静岡県庁に入庁し、農業基盤整備事業などを担当。2007年に農学博士号を取得し、2008年より都留文科大学文学部社会学科教授を務め、地域環境計画や自ら提唱する「富士山学」などを開講している。「富士山学」は、早稲田大学、常葉大学、静岡・山梨の高校でも教えている。現在、NPO法人グラウンドワーク三島、NPO法人富士山測候所を活用する会の専務理事ほか、7市民団体の事務局長を務め、屋久島、ニュージーランド、アメリカ、イギリスなどの視察調査を行うなど、精力的にグローバルな最新情報の収集に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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