内容説明
英国が誇るプログレッシヴ・ロック・バンド、ピンク・フロイドの歴史。『狂気』での大ブレイク後から、『炎』、『アニマルズ』、メンバー同士の間にはだかる『壁』、ロジャー・ウォーターズの脱退、そして2005年の再結成まで…あらゆる事柄を、メンバー自身や友人、知人、関係者ら、数多くの証言によって年代順に詳細に追ったドキュメンタリー本の決定版、ここに登場。
目次
1 RIDING THE GRAVY TRAIN
2 WHY ARE YOU RUNNING AWAY?
3 INCURABLE TYRANTS AND KINGS
4 THE GRASS WAS GREENER
5 HEROES FOR GHOSTS
著者等紹介
ブレイク,マーク[ブレイク,マーク][Blake,Mark]
Qマガジンの元編集補助であり、その姉妹誌『モジョ』への長期に渡る執筆でも知られる。現在は妻、息子と供にロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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モトラッド
23
★★☆ とっても苦戦しつつ、やっとのことで読み終えました。というのも論点が、メンバー間、特にロジャーと他のメンバーとの確執・不仲に絞られ、徹頭徹尾それを元に、ストーリーが展開していくのです。いや、これはストーリーとは呼べないですね。おしなべて、もっとヒストリーを俯瞰して書かれるべきが、この種の評伝だと思うのです。フロイド・フリークを自称する私にも、この内容は“キツかった”。ただひたすら、読み終える実績のみを目標に(笑)してました。それでも読了後は、彼らのサウンドを聴く耳が、少し“肥えた”ような気がします。2017/11/28
小野島 大
0
詳細な評伝だが、「狂気」に比べると、こちらの興味が薄いせいか、あるいビジネス上の話が大半になるせいか、おもしろさはイマイチ。2012/02/25
aki
0
読了2024/09/30