内容説明
この本は…ひとりぼっちがさびしかったら、ときどき何かを思い出したかったら、期待もしないが絶望もしなかったら、きっといつの日か、夢見てむくわれなかったら、そして帰る場所がなかったら、…読んでみてください。
著者等紹介
すずき大和[スズキヤマト]
漫画家/イラストレーター。NHKの美術部に11年間在籍し、『ものしり博士』などを担当。第24回文芸春秋漫画賞受賞。漫画集団、日本児童出版美術家連盟、日本漫画家協会所属
沼田元気[ヌマタゲンキ]
写真家詩人(ポエムグラファー)。日本孤独の会々員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
12
やっぱり沼田元気さんの作品、大好きです。可愛すぎます。2015/03/25
Alice
1
巻かれた帯の袖の部分に書かれている「この紙カバーは書店様用広告帯の保護カバーですので、お買い求めになりましたら、はずしてください。いつも持ち歩いて、自分好みの汚し方で美しい“古本”に仕上げてください」という言葉。同じく、帯に書かれた「美しく年をとる為の少女(ルビ:おとめ)の手帖(ルビ:バイブル)」という言葉。このふたつの言葉に、すっかりやられてしまいました。中身はさておき、その心意気に感服です。2012/08/28
tomoe
1
赤とピンクの装丁(栞も赤とピンクの2本)がとにかくガーリーで可愛い。真っ赤な薄紙をめくると桃色の薄紙が現れたり…色合わせに惹かれました。ひとつひとつの詩に沼田元気さんの絵が添えられていてほっこり温かい雰囲気が漂う一冊です。最後の方には、1月から12月までの其々の月をテーマにした詩が12篇載っていて、それがとてもお気に入りです。いっしょに四季を感じて年月を過ごしたい、そんな本です。 2010/03/12