内容説明
それは夢の暮らしか、それとも地獄の沙汰か。小説家・鈴木輝一郎が「デビューするのは簡単、デビューしてからが大変」という作家生活30年の実態と生き残るためのノウハウを赤裸々に綴る。果たして待っていたのはベストセラーか、あるいはアルコール漬けの日々か。あなたはそれでも「印税」の夢を見ますか?
目次
処世術編 ボツ原稿供養なんてヌルいことやってたでござる
執筆編 突然現場に放り出されて戸惑うんでござる
健康編 果報は寝て待て待ちたくなくても寝ろでござる
心がけ編 他人に笑われるぐらいがちょうどいいでござる
お金編 収入が低いことより固定収入がないことが恐怖なんでござる
処世術編 編集者は雑用係でも上司でも友人でもなく仕事相手でござる
お金編 青春と未払いの原稿料は二度とかえらないんでござる
心がけ編 作家には定年がないが明日もないんでござる
プロモーション編 名刺を交換しなきゃならん相手は俺を知らないし興味もないんでござる
健康編 小説家に医者はけっこう鬼門なんでござる〔ほか〕
著者等紹介
鈴木輝一郎[スズキキイチロウ]
1960年生まれ。日本大学経済学部卒。推理小説を山村正夫に、時代小説を南原幹雄に師事。九十一年『情断!』でデビュー。『めんどうみてあげるね』で第四十七回日本推理作家協会賞を受賞。「鈴木輝一郎小説講座」を主賓し、ダイジェスト動画をYouTubeに配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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