辺境の旅はゾウにかぎる

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860110833
  • NDC分類 292.09
  • Cコード C0095

内容説明

アヘン王国脱出から、角田光代、井原美紀、内澤旬子、船戸与一、大槻ケンヂとの対談、辺境の視線で読む書評と、辺境作家・高野秀行の魅力をすべて詰め込んだ一冊。

目次

ケシの花ひらくアジアの丘(「辺境」へ。それは、ブラックボックスをのぞく旅;アヘン王国脱出記;テレビの理不尽「ビルマロード」世界初完全踏破の裏側 ほか)
対談 辺境+越境(角田光代「旅―自由気ままもムズカシイ。」;井原美紀「人生は旅だ!冒険だ!」;内澤旬子「現場が一番おもしろい!エンタメ・ノンフィクション宣言」 ほか)
辺境読書―エンタメ・ノンフ+ブックガイド(「謎モノ」との出会い―エンタメ・ノンフとは何であるのか;旅に持って行きたい文庫;歴史的事実に沿った現代中国の「水滸伝」 ほか)

著者等紹介

高野秀行[タカノヒデユキ]
1966年東京都生まれ。早稲田大学探検部当時執筆した『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。タイ国立チェンマイ大学日本語講師を経て、辺境作家になる。2006年に『ワセダ三畳青春期』で第1回酒飲み書店員大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

369
様々な媒体に書かれたものを集めたもの。したがって、やや雑多な印象を免れない。テーマは「辺境」で、これは一貫している。全体は3部構成から成り、第1部が辺境探検の補遺篇、第2部が辺境対談、第3部が辺境書評。この時期の高野にとっての辺境はもっぱら彼が7,8か月を過ごしたミャンマーの奥地、ワ族支配地域とその周辺だろう。弟さんの結婚式で急遽帰国した(たいへんだったようだ)時には、まだワの村人感覚が抜けないほどの体験だったようだ。全体としてはタイトルでの期待に応えるには不十分な印象であった。残念!たまには仕方ないか。2020/09/21

アーちゃん

22
図書館本。エッセイ+対談+書評の三部構成です。当時の最新がウモッカ→願掛け自転車旅あたりの2007年という事で、エッセイは他で読んだものもあり、ちょっと斜め読みとなりましたが意外に対談が面白かったです。特に大槻ケンヂとの対談で出てくるマンセームー脳という言葉には笑えました。そうそうムーにハマっている人、いたよなぁ。オーケンもやっぱりなぁと(爆)タイトルのゾウについてはサワリ程度にエッセイがあるのみです。「辺境読書」とあるように書評も探検に関するものが多く、いくつか面白そうなものもありました。2016/09/07

ごへいもち

21
楽しいな。やる気の出ないブルーな休日にはぴったり。図々しいし顔は良いしとんでもないペテン師、西木正明ってw2014/06/08

磁石

18
冒険/探検、秘境、ツチノコ/雪男/マツドドン、UFO、宇宙人/未来人/超能力者、超古代史エトセトラ。これらの単語に食指が動いてしまったアナタ、マンセームーノー人の素質があります。このエンタメ・ノンフィクションにハートが熱くなること間違いなしです、「そうだ、冒険しよう!」と腰が浮いてしまいます。世の中まだまだ知らないことだらけ/秘境だらけで、アホと思われることに全力投球できるムーノー人がいる。……いいなぁ、冒険って。2017/06/17

たかぴ

16
[図書館本]著者以外のノンフィクション作家の作品を紹介しているのでエンタメノンフの世界を広げることが出来ます。ありがとうございました。2021/10/29

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