内容説明
両雄並び立たず、激しく覇権を争い、項羽は四面楚歌の中で「天が我を滅ぼした」と言い残して敗死し、勝った劉邦は漢四百年の基を定めた。だが、幾多の英雄、豪傑、無名の兵士の血が流れ、肝脳は地にまみれたことか。ああ、平和への道は常に悲惨であるのか…。
著者等紹介
小島真爾[コジマシンジ]
1927年和歌山県に生まれる。1947年旧制福井工業専門学校機械科卒業。1948~1986年日立造船入社。船舶の機関・機械の補修、海外の造水・発電・石油プラント等の建設に従事。1986~1996年小会社にて技術指導・品質管理に従事
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