内容説明
一九二二年に焦点をあて、ジョイス、エリオット、ウィトゲンシュタイン、フロイト、ヴァージニア・ウルフ、マリノフスキー、ガートルード・スタイン、リップマン、そしてチャップリンらの著作をとおして、モダニズム文学が政治、経済、社会、文化の事象といかにかかわったかを包括的に読み解く。
目次
第1章 翻訳、誤訳、そして『論理哲学論考』
第2章 公共の無意識
第3章 世界の映像の時代における旅行者
第4章 分水嶺を超えて
第5章 良い妻は皆そんなふうなものだ
結論
著者等紹介
ノース,マイケル[ノース,マイケル] [North,Michael]
1973年スタンフォード大学卒業、1976年コネチカット大学修士号、1980年コネチカット大学博士号取得。現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授
中村亨[ナカムラトオル]
1966年、京都府に生まれる。1995年、青山学院大学大学院博士後期課程満期退学。現在、中央大学教授。専攻、アメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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