出版社内容情報
武術研究の第一人者と無意識研究のエキスパートが、人間に秘められている能力や「無我の境地」のすごいパワーを対談で明らかにする。
内容説明
武術研究の第一人者と、無意識・幸福学研究のエキスパートが対談で明らかにする、運命とは何か?自分とは何か?身体とは何か?本心とは何か?学びとは何か?幸福とは何か?人が人であるとは何か?
目次
第1章 古武術と無意識、そして運命(運命は完璧に決まっていて、同時に完璧に自由である;古の武術研究の世界へ ほか)
第2章 古武術の「技」に見る意識と無意識(「我ならざる我」が自分を動かす影観法;反復練習ではなく、フローが可能にする動き ほか)
第3章 わたしたちは「人間」をまだ知らない(原理を疑い、実感を深める;原理は不明、しかし効果はある ほか)
第4章 無意識に学ぶ、無意識に教える(科学と無意識;「技は盗め」は無意識の学び ほか)
第5章 無意識が拓く幸福な未来(古武術から見る現代と未来;AIから見れば潜在能力はバグなのか ほか)
著者等紹介
甲野善紀[コウノヨシノリ]
1949年東京都生まれ。武術研究者。20代の初めに「人間にとっての自然とは何か」を探求するため武の道に入り、1978年に「松聲館道場」を設立。以来、剣術、抜刀術、杖術、薙刀術、体術などを独自に研究する。2000年ごろから、その技と術理がスポーツに応用されて成果を挙げ、その後、楽器演奏や介護、ロボット工学などの分野からも関心を持たれるようになる。2006年以降、フランスやアメリカから日本武術の紹介のため招かれて講習をおこなう。2007年から3年間、神戸女学院大学の客員教授も務めた。2009年から森田真生氏と「この日の学校」開講
前野隆司[マエノタカシ]
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。1962年山口県生まれ。東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了後、キヤノン株式会社でカメラやロボットの研究職に従事したのち、慶應義塾大学教授に転ずる。ロボット工学に関連して、人工知能の問題を追いかける途上で、人間の意識に関する仮説「受動意識仮説」を見いだす。現在はヒューマンインターフェイス、ロボット、教育、地域社会、ビジネス、幸福な人生、平和な世界のデザインまで、さまざまなシステムデザイン・マネジメント研究をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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