瀕死の業界に未来はあるのか?パチンコ利権

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電子版あり

瀕死の業界に未来はあるのか?パチンコ利権

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月28日 04時58分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784847097621
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「三店方式」めぐる「警察」と「ヤクザ」の歴史、「在日」と「北朝鮮」と「お金」の誤解と真実、凋落を招いた「AT機」と「MAX機」の大罪、「カジノ法案」と「ギャンブル依存症」の関係 ―― 元官僚でパチンコユーザーでもある著者が国、ホール、メーカーの利権争いにメスを入れ、〝グレー産業〟からの脱却を提言する!! 
また、パチンコの明るい未来を語るべく、『ギャンブル依存症問題を考える会』代表・田中紀子氏と、AV女優で作家でもある紗倉まな氏との対談も掲載!
「この本ではさんざんパチンコ業界の問題点を指摘していくことになるわけだが、私としてはなんとかパチンコ業界の方々に、ユーザーにとっても業界にとっても持続可能な21世紀のビジネスのあり方を見つけてほしいと外部者ながら願っており、この本が彼らにとって何らかのヒントを与えられるものになれば誠に幸いである」(著者より)

内容説明

国、ホール、メーカーの利権争いにメスを入れ“グレー産業”からの脱却を提言する!

目次

序章 私とパチスロの出会い―AT機、ST機にヒマった青春
第1章 パチコン利権の構造―三店方式をめぐるヤクザ、そして警察との関係
第2章 パチンコと在日と北朝鮮―朝鮮総連の暗躍と日本人の誤解
第3章 パチンコ業界の病理―カジノ法案とギャンブル依存症
第4章 数字から見るパチンコ業界の凋落―大逆風に見舞われた21世紀
第5章 パチコン業界はこれからどうすべきか―“グレー産業”からの脱却を!

著者等紹介

宇佐美典也[ウサミノリヤ]
作家/コンサルタント/元経済産業省官僚。1981年生まれ。東京大学経済学部卒業後、経済産業省に入省。企業立地促進政策、農商工連携政策、技術関連法制の見直しを担当したのち、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)にて電機・IT分野の国家プロジェクトの立案およびマネジメントを担当。2012年9月に経済産業省を退職。再生可能エネルギー分野や半導体分野のコンサルティングを展開。近年では官民を交えた動きで「ギャンブル依存症対策」にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

96
大阪府に住む人間として興味深い内容だった。2019年4月7日(日)に行われた大阪府統一地方選挙で「大阪にカジノを作るのはなぁ」と逡巡する方は多かったような気がしたが、実はIR整備法(特定複合観光施設区域整備法=カジノ法)のことをよく知らなかったのでは(自分もその一人だが)?「実質ギャンブル」のパチンコと比較することでカジノの基本的な立ち位置が理解できたような気がする。カジノを作ることに賛否両論はあると思うが、大阪府民・大阪市民として選挙権を行使できる方は一度目を通しておいたほうが良いと思う。2019/04/19

おかむら

28
パチンコ屋さんにほぼ行ったことない人向けにパチンコの歴史、景品をお金に変える(三店方式)カラクリ、ヤクザや北朝鮮との関わり、警察と業界の深いつながり、ギャンブル依存症対策、IR法成立後の懸念、スマホゲームで若者離れ、等々、業界の75年余りの栄枯盛衰がサクサクと学べます。面白かったー。著者は経産省の元官僚でパチンコ好きでもあるので、業界の闇を暴きつつもパチンコ愛が感じられるのが良いわ。この先の業界生残りのために、過去の名機というアーカイブの活用って案はとてもいいと思うな! 2020/08/25

hk

21
「ヤクザによるタバコなど景品買い付けがパチンコのギャンブル化と三店方式の端緒」「景品卸売業者というギャンブル逃れの方便」「職業差別された在日朝鮮人は、斜陽パチンコ業に止む無く残留」「90年のプリペイドカード導入は北朝鮮への資金流出掣肘が目的。この時カード強制の見返りとして、射幸心を刺激する機種を認めたのが依存症多発の元凶」「10年・消費者金融の総量規制とスマホゲームの普及が若者のパチンコ離れを加速」「ユーザー数の減少を客単価で穴埋めするためギャンブル性を高めていった」などパチンコにまつわる知見を得られた。2019/05/07

西澤 隆

6
中央官庁出身の評論家の話は、こういった実話系週刊誌ネタでもすべて陰謀論や利権話だけにならず、ちゃんと仕組みや経緯が語られるのがいい。パチンコ・パチスロ依存症についてのライフワーク的関わりのこと。台の規制変化とカジノなどIR関連法案との整合性。台メーカーからホール、ユーザーまでの流れが一気通貫で監督・規制されていないことの不備。昨年春の緊急事態宣言でも、屋内遊戯施設で最も換気性能に優れ一箇所のクラスタも出していないのに皆に「休んで当然」と叩かれた業界への風当たりにどう向き合うか。叩くだけではない愛を感じます2021/05/04

シノウ

4
パチンコユーザーの視点が多かった。パチンコは、景品がもらえる牧歌的な遊戯から始まり、ゲームの効率化の果てに、自分では処理しきれない景品量となった。その景品にヤクザが目をつけ、換金ルートが発明され、ヤクザ対策で警察が乗り込んだ換金システムが生まれる。朝鮮人が多いのは、参入障壁が低かったことと、ブームによる浮き沈みが激しく日本人の参入者は他の事業に移ったが、朝鮮人は就職差別があったため業界に残らざるを得なかったこと。などが説明されていて勉強になった。 2022/02/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13558393
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品