出版社内容情報
女優というきらびやかなステージから、妹の介護のために、40代で転身。聖路加看護大学に入学し看護師免許を取得し、さらに東大大学院で保健学博士となり、ヘルスケアカウンセラーとして活動していた著者は、62歳でさらに参議院議員へと転身した。この機にヘルスケアカウンセラーとして診療の現場で積み重ねてきた知見をもとに、心身の不調に悩む現代人にメッセージを贈る。それは「病気と向き合うこととは、今一度、自分を自分自身の手で育て直す貴重な機会」なのだ、ということ。さまざまな病気、さまざまなケースについて、自分を育て直す方法、「育自」という処方箋を提案する。
内容説明
これからの「あなた」を育てるのは、「あなた」しかいません!62歳で参議院議員への道を選択した著者が、心身の不調に悩む現代人に贈るメッセージ。
目次
第1章 心が疲れている人へ(疲れはリラックスしたときにしか把握できない;努力が報われないという「不安感」から脱する育自 ほか)
第2章 病を患っている人へ(身体が不自由な人へ;治そうと思っても、痛みで気持ちがついていかない ほか)
第3章 医師と上手につき合う方法(どうして同じ先生に診てもらいたいのか;医師とのコミュニケーション能力を上げる育自 ほか)
第4章 家族の問題で悩んでいる人へ(家族から疎んじられている;頑張ってやっているのに家族に感謝されていない ほか)
第5章 人は何歳からでも生まれ変われる(三つの「あ(あせらず、あわてず、あきらめず)」を実践しよう
石井流・育自という処方箋)
著者等紹介
石井苗子[イシイミツコ]
参議院議員、ヘルスケアカウンセラー、女優。1954年、東京都生まれ。高校卒業後単身渡米、ワシントン州立大学で学ぶ。帰国後、上智大学に編入。卒業後、同時通訳として働く。1988年「CBSドキュメント」(TBS系)初代女性キャスターとしてマスコミデビュー。さらに1990年、映画「あげまん」に準主役で出演し、女優デビュー。1997年、聖路加看護大学に学士入学し看護学を専攻。2002年に卒業後、東京大学大学院(医学系研究科健康科学生物統計学/疫学・予防保健学)に進学。‘04年3月に修士課程、‘07年3月博士課程を修了。‘08年に保険学博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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