サッカーと地政学―ゴールの先に世界が見える

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サッカーと地政学―ゴールの先に世界が見える

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784847076343
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0033

出版社内容情報

ボールが動けば世界が動くーー。
今やサッカーは、ピッチの上だけで語れるスポーツではなくなった。
日本代表の快進撃、W杯招致の舞台裏、スター選手の移籍、FIFAの腐敗と癒着、オイルマネーによるイメージ・ロンダリング──そのすべての背景には、国家の思惑や経済、移民、人材育成といった“見えない力”が働いている。
本書は、サッカーを動かす巨大な潮流を「地政学」という切り口で読み解く試みだ。
・なぜ日本が急激に強くなったのか、
・なぜ特定の国でスターが生まれるのか、
・なぜW杯は政治を揺らすのか、
ボールが動くたび、ゴールが揺れるたび、同時に世界も動いている。その仕組みがわかると、試合はもっと面白く、ニュースはより立体的に見えてくる。
サッカーファンにも、世界を知りたい人にも贈る一冊。

【1章】日本代表と地政学
【2章】W杯と地政学
【3章】ナショナルチームと地政学
【4章】スター選手・英雄と地政学
【5章】サッカーマネーと地政学


【目次】

内容説明

ボールが動けば、世界が動く―。日本代表の躍進、W杯招致の裏側、FIFAの腐敗と癒着、オイルマネーの功罪。サッカー観戦が100倍面白くなる。W杯2026前必読!

目次

1章 日本代表と地政学(日本代表が”地政学的ハンデ”を超えるまで;黄金世代はいかにして日本サッカーの地政学を変えたのか ほか)
2章 W杯と地政学(アメリカの再挑戦―地政学を読み切った「3カ国共催」という戦略;票と金と大義―W杯を動かした絶対権力の地政学 ほか)
3章 ナショナルチームと地政学(分断を乗り越え世界最強へ―スペイン代表がたどった統合の道;多民族国家を束ねた”青”の象徴―フランス代表の答え ほか)
4章 スター選手と英雄と地政学(黒人スターの誕生が世界を変えた―偏見を打ち消したペレ;”神の手”の衝撃―マラドーナが示した国境を揺らす力 ほか)
5章 サッカーマネーと地政学(国境を越える資本―サッカーに流れ込む巨大マネーの正体;クラブオーナーという”亡命”―アブラモビッチの生存戦略 ほか)

著者等紹介

木崎伸也[キザキシンヤ]
1975年生まれ、東京都出身。中央大学大学院理工学研究科物理学専攻修士課程修了。2002年日韓W杯後にスポーツ紙の通信員としてオランダへ移住。2003年から拠点をドイツに移し、日本代表FWの高原直泰の担当としてブンデスリーガを取材。2006年ドイツW杯では、現地在住のスポーツライターとして記事を配信した。2009年2月に本帰国し、現在は『Number』『BRODY』『footballista』などに寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

73
「フォロー・ザ・マネー」サッカーが世界中のファンを集めるほど、巨大な利権が生まれる温床となる。W杯とは世界の地政学の縮図である。FIFAの加盟国は国連の加盟国より多く、カタールW杯の視聴者は世界人口の60%を超える。2019年から2022年にFIFAは約1兆円の収益を上げた。2030年W杯は、南米3ヶ国+スペイン・ポルトガル・モロッコで本大会を行い、2034年は投票なしでサウジアラビアでの開催が決定した。これにオイルマネーが絡んでいることは明白である。そして日本がここまで強くなった理由もマネーが関与する。2026/05/03

fabi@第一芸人文芸部

6
地政学がサッカーに与えてきた影響を切り口に、現代起きている現象を読み解く一冊。めっちゃ面白いし、ワールドカップを観戦するのに解像度が一つ上がる。現在、森保ジャパンは世界で唯一のボトムアップ型の監督。そこに行き着いた の理由を知ると、日本でしか起こり得ないのかもと思ってしまう。スペイン、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、モロッコの趨勢のほか、5章『サッカーマネーと地政学』で語られていた法律スレスレの代理人ビジネスが面白かった。巨額が動くピンハネビジネス。2026/04/06

Hayato

4
非常に関心の高いテーマ。知らないことがたくさんあっておもしろかった。クラブレベルでも地政学とサッカーは切っては切り離せない。 ドイツ、フランス、ベルギーなどの強化の話や帰化作戦の話もおもしろかった。オランダ系が混じるインドネシアあたりも今後強くなりそう。囲い込みが日本の課題にもなりそう。 W杯の招致レース、なぜ6か国開催になったのかなどは知らない部分だった。38年とかはオーストラリアとかにもチャンスがあるのかな。南米、アジア、ヨーロッパ、アフリカが規定で開催できないとチャンスがありそう。 2026/05/06

guanben

4
読了。スポーツと政治は切り離すべきいう主張はあるが、そう簡単ではない。本書でも、ワールドカップ招致が国家の政治目的のために利用される事例が紹介されている。また、特にヨーロッパにおいては、旧植民地にルーツを持つ選手の活躍が代表チームの成績に直結するなど、サッカーも地政学的な力に影響を受けているのだ。日本は、本場ヨーロッパから遠く離れているという地政学的な不利を覆すため、先人達が勇気をもって海外へ挑戦してきた。数多の挫折を重ねてきた経験の蓄積が、現在の日本サッカーの発展につながっているという指摘は示唆に富む。2026/05/02

おこげ

3
サッカーとはピッチ上の選手とボールだけで完結するスポーツに非ず。地理、歴史、文化、政治、ビジネス…という側面から見るサッカーもまた面白い。日本にブラジル人選手の割合が高いことが2034年ワールドカップ開催地決定の経緯が興味深かった。2026/05/24

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