出版社内容情報
71歳でひょんなことから吉本興業の芸人養成所(NSC)に入り
72歳で芸人デビューした、その名も「おばあちゃん」。
夢を追いかける若者だらけの世界にポツンとおばあちゃん。
入学式で生徒の祖母と間違われたり、合宿行くのに医者の許可を取りに行ったり
初めてすぎて、当人も受け入れる側もてんやわんや!
「僕らみんなのおばあちゃん」と若い芸人仲間や多くのスタッフに愛されるおばあちゃん。
知らぬ間に500人が参加するネタバトルで勝ち上がり、
神保町よしもと漫才劇場の所属メンバーになったという強すぎるおばあちゃん。
劇場所属をきっかけに多くのメディアで取り上げられ、目まぐるしい日々を送りながらも
「今日も楽しかった!」が口ぐせの77歳・おばあちゃん。
――おばあちゃんはなぜ芸人になったの? そして、なんでそんなに楽しそうなの?
クスっと笑えるエピソードやホロリとくる昔話までたくさん語ってくれました。
「まさか人生の終盤に差しかかり、ここまで慌ただしくも楽しい日々を送ることになるとは予想外でした。
年だからとあきらめず、やりたいことに挑戦したご褒美でしょうか。
いや、〝年だから〟できたんでしょうね。
この本を読んで、「年を取ったからできることもあるのだ」と知ってもらえたら。
そして、何かにチャレンジするきっかけになれたら、うれしいです」(はじめにより)
※表紙はイメージです。変更する可能性があります。
発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス
内容説明
吉本最高齢の若手芸人が綴る「なんでもやってみるもんだ」エッセイ。
目次
第1章 おばあちゃん71歳 芸人養成所へ行く 若者と 学ぶ喜び たからもの(そんなつもりはなかったのに71歳で吉本興業の芸人養成所へ;認知症でも詐欺被害でも孫の付き添いでもありません ほか)
第2章 おばあちゃん72歳 芸人デビュー 年だから 失敗しても 許される(恩師の山田ナビスコさんがいなければ芸人・おばあちゃんは存在しません;「おばあちゃんはウケなくてもいいんだよ」そんなアドバイスをもらうのは私だけ? ほか)
第3章 おばあちゃん0~77歳 これまでの人生 人生は 笑って泣いて 繰り返す(子供の頃のあだ名は「お母さん」。当時からおせっかいでした;「女の子は贅沢をしたらいかん」。父の教えのおかげで苦労を苦労と思わない ほか)
第4章 おばあちゃん77歳 今とこれから 人知れぬ 自分を見つめ ゆっくりと(「手に職」のつもりで習った編み物や着付け。こんなところで役に立った;「お金」より「できること」が幸せ。私ができることで誰かの役に立ちたい ほか)
おばあちゃんへメッセージ
著者等紹介
おばあちゃん[オバアチャン]
1947年2月12日生まれ・東京都国分寺市出身。吉本興業所属のお笑い芸人。71歳でNSC東京校に24期生として入学。72歳に若手芸人として活動をスタート。2023年6月、神保町よしもと漫才劇場の所属を賭けたオーディションバトルで約500組の中から勝ち上がり、史上最高齢で劇場所属芸人となった。以来、多くのメディアから取材され注目を浴び、YouTubeやライブ等、(年下だけど)先輩人気芸人からのコラボ依頼も絶えずくるように。2022年からしゅんしゅんクリニックPとのユニットコンビ「医者とおばあちゃん」でM-1グランプリに挑戦し、2023年は3回戦まで進出した。2024年2月12日、喜寿の記念として初の単独ライブ『祝77歳!芸歴5年目「おばあちゃん」の喜寿をお祝いする会』を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。