内容説明
環境教育の歴史にふれ、人間にとって良質な環境とは何か、それを実現するためには何が必要かを今までの実践を通して、理論的に明らかにする。
目次
環境教育の誕生まで
第1部 人間における自然と環境―「良質な環境」を求めて(都市環境と農村環境―人間世界の特徴;人間における「主体―環境」関係;野生世界と生物多様性)
第2部 環境教育の独自性を明らかにする(環境学習と自然学習;環境学習と農業学習;環境学習とEducation for Sustainable Development;「地域に根ざす」実践)
環境保全主体形成の助成・支援としての環境教育
著者等紹介
岩田好宏[イワタヨシヒロ]
1936(昭和11)年2月、東京で生まれる。1958(昭和33)年3月に東京教育大学理学部生物学科を卒業。1958(昭和33)年から2008(平成20)年までの50年、高校教師として、また途中から大学講師として教職に就く。関心をもっている領域は、子どもと自然、環境教育、生物教育、人間学。子どもと自然学会顧問(前会長)、人間学研究所副所長、野生生物保全論研究会顧問、総合人間学会理事(元事務局長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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