内容説明
本書は、解雇への対応の基本、法律の定め、普通解雇、懲戒解雇、経営問題を理由にする解雇、有期雇用、損をしない退職の仕方、退職時の保険と税金、問題解決のための手段と方法など、働く者の立場からQ&Aであらゆる角度から疑問に答える。1994年の初版以来、大好評を続ける本書の3回目の改訂にあたり、勤労者の3分の1を超える有期雇用をめぐる問題を増補するなど、全面増補改訂した。
目次
1 解雇への対応の基本
2 こんな解雇が許される?―法律の定め
3 こんな解雇が許される?―普通解雇
4 こんな解雇が許される?―懲戒解雇
5 経営問題を理由とする解雇
6 有期雇用の解雇と退職
7 損をしない退職の仕方
8 退職時の保険と税金
9 問題解決のための手段と方法
著者等紹介
金子雅臣[カネコマサオミ]
一般社団法人「職場のハラスメント研究所」の所長として、企業向けの講演活動や行政機関や大学の人権委員を務めるかたわら、労働ジャーナリストとして活躍。パワハラ、セクハラ問題などを中心に精力的に取り組んでいる
小川浩一[オガワコウイチ]
1947年、東京都生まれ。1970年に東京都庁に入都。衛生局を経て、1985年から亀戸・渋谷・新宿・大崎の各労政事務所および労働相談情報センターにおいて労働相談に携わった
龍井葉二[タツイヨウジ]
1949年東京生まれ。日本労働組合総評議会(総評)を経て、1989年から日本労働組合総連合会(連合)に移り、中小労働対策の一環として労働相談を担当。総合労働局長、総合政策局長、男女平等局長、非正規労働センター長などを経て、2009年秋から連合総合生活開発研究所(連合総研)・副所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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