内容説明
「ミートホープ」、「白い恋人」、「赤福」、「船場吉兆」など、次々と期限表示の改竄、産地の偽装、原材料の偽装等々、食品偽装事件が明るみに出て、私たちの信頼を裏切り続けている。また、輸入品の品質の安全性や鳥インフルエンザの感染、遺伝子組み換え食品の問題など、食を取り巻く環境はますます悪化している。本書は、なぜ、このような事態に陥ったのかを様々な問題を通して分析、どういう政策がとられるべきか、食の安全と身を守るにはどうしたらいいのかを具体的に提言している。
目次
BSEとは何ですか?
BSEはどのような原因で起きたのですか?
牛の病気なのに、どのように人間に病気を引き起こすのですか?
米国でBSE感染牛が見つかって以来、輸入停止や再開を繰り返すのは?
米国産牛肉は安全ですか?
霜降り肉は高級というイメージですが、このような牛肉はどうですか?
鳥インフルエンザとは何ですか?
鳥インフルエンザはどうして広がったのですか?
卵や鶏肉などを食べても大丈夫でしょうか?
遺伝子組み換え食品って何ですか?〔ほか〕
著者等紹介
天笠啓祐[アマガサケイスケ]
1947年東京生まれ。早大理工学部卒。現在、ジャーナリスト、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表、市民バイオテクノロジー情報室代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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