内容説明
国際政治史の流れの中で、国連史を位置づけた初の本格的研究。内外の第一級の国際政治学者と歴史学者、実務家がコラボレート。グローバルな国際関係の変容、国連が国際政治に与えるダイナミズムを史料に即して解き明かし、今後の国連のあり方に示唆を与える。
目次
序章 国連の役割―歴史的観点からの考察
第1章 戦間期東アジアにおける国際連盟―国際協調主義・地域主義・ナショナリズム
第2章 中華民国の国際連盟外交―「非常任理事国」層から見た連盟論
第3章 帝国からガヴァナンスへ―国際連盟時代の領域国際管理の試み
第4章 ソ連、国連と東アジアにおける冷戦―朝鮮戦争を中心に
第5章 スエズ危機―国連の転回点
第6章 イギリス帝国の終焉と国連―イギリスの対国連政策(1960‐1961)
第7章 「非介入の名のもとでの介入」―ケネディ政権とコンゴ国連軍
第8章 国連特別基金と台湾経済建設―国際機関と技術協力
第9章 平和維持活動―理論と実践
第10章 国連平和維持活動の軌跡―PKOの光と影
著者等紹介
緒方貞子[オガタサダコ]
独立行政法人国際協力機構(JICA)理事長
半澤朝彦[ハンザワアサヒコ]
明治学院大学国際学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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