出版社内容情報
欧州の探偵小説紹介に情熱を傾けた謎の作家・吉良運平。三井物産駐欧社員として戦前から欧州各国を飛び回り、外交経験豊富な異色の兼業作家が書き遺した創作を総浚い! 翻案探偵小説「撮影所殺人事件」の他、別名義で発表された小説や本名で書かれた随筆も収めた事実上の全集。
【目次】
【創作篇】
女人裸像の失踪
撮影所殺人事件
シャルロッテの復讐
ダイヤと国際列車
リスボンの花
滞欧邦人風流譚
【評論・随筆篇】
新作家紹介 ーーデンマークの作家カルロ・アンデーセンなどーー
イタリーの三人の作家
アンドレ・ウエルテにつき
一筆啓上
解題 横井司
内容説明
欧州の探偵小説紹介に情熱を傾けた謎の作家・吉良運平。三井物産駐欧社員として戦前から欧州各国を飛び回り、外交経験豊富な異色の兼業作家が書き遺した創作を総浚い!翻案探偵小説「撮影所殺人事件」の他、別名義で発表された小説や本名で書かれた随筆も収めた事実上の全集。
著者等紹介
吉良運平[キラウンペイ]
1910年8月19日、愛知県生まれ。本名・渡辺芳夫。別名に江杉寛。東京帝国大学政治学科を卒業後、1930年中頃に日本を離れ、三井物産海外駐在員や外務省嘱託、輸入関連商社に取締役として欧州各国を忙しく飛び回った。47年4月に帰国後、欧州圏のミステリを日本に紹介しようと精力的に活動するが、僅か二冊の翻訳長編を刊行するに留まる。戦後も日本貿易振興会の職員としてヨーロッパやアフリカに長期滞在した。60年代に本名で世界各地の性風俗を題材としたノンフィクションを三冊刊行。没年不詳
横井司[ヨコイツカサ]
1962年、石川県金沢市に生まれる。大東文化大学文学部日本文学科卒業。専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了。95年、戦前の探偵小説に関する論考で、博士(文学)学位取得。日本推理作家協会・本格ミステリ作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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