内容説明
言葉と文字の源泉を問う。コミュニケーションに関わる寓話を、「シュメルの英雄叙事詩、ギリシア神話、聖書、中国古典、古事記、日本書紀」などから採集し、それらを位置づけ、“言葉と文字”の核心に迫る異色作!
目次
1 口頭コミュニケーション(言語の起源と自然成長性;言語の並存;並存する言語の理解;使者)
2 文字コミュニケーション(文字の創造;書写と書記;手紙)
3 信書の秘密(秘密を守る方法;使者に危険をもたらす手紙;運命を変える手紙)
著者等紹介
八川敏昭[ヤガワトシアキ]
1943年東京生まれ。1966年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2003年国立国会図書館調査立法考査局退職。現在、情報メディア研究所代表。東京富士大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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