内容説明
崩壊してゆく武士たち、家族の悲劇―ご存じ四代目・鶴屋南北による「東海道四谷怪談」に想を得て書き下ろした、新進の作家による本格派時代小説。お岩の夫・民谷伊右衛門を主人公に、元禄武士の苦悩と挫折を、忠臣蔵と四谷怪談の物語をからめつつ描く。
著者等紹介
脇坂昌宏[ワキサカマサヒロ]
1980年、山梨県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科(日本史学専修)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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