内容説明
日韓両国の竹島への関わりを歴史的に解明しながら、両国の領有権主張の論拠を徹底検証した韓国側「独島」研究の到達点。
目次
第1章 独島問題の歴史、そして独島の地理
第2章 鬱陵島と于山島に関する高麗王朝と朝鮮王朝前期の諸記録
第3章 鬱陵島と于山島をめぐる朝鮮と日本の間の摩擦、そして安龍福の対日談判
第4章 明治政府、竹島と松島を調査後、「我が国とは関係がない」との結論を下す
第5章 独島―朝鮮政府が「石島」という名で鬱陵郡に編入したにもかかわらず、四年四か月後に日本政府が「竹島」という名で島根県に編入する
第6章 日帝が敗れ、独島の原状が回復する
第7章 日本が独島を「法的紛争」の対象に仕立てあげようとする
著者等紹介
金学俊[キムハクジュン]
1943年、中国瀋陽生まれ。ソウル大学政治外交学部卒業。米国ピッツバーグ大学で政治学博士号取得。東京大学国際関係学科客員教授歴任。仁川大学総長・韓国政治学会会長歴任。東亜日報社長・会長歴任。現在、檀國大学理事長
保坂祐二[ホサカユウジ]
1956年東京出身。東京大学工学部卒。韓国高麗大学で政治学博士号取得。2003年、韓国国籍取得。大韓弁護士協会特別委員歴任。韓国海洋水産開発院諮問委員歴任。現在、世宗大学教授(日本学)
李喜羅[イヒラ]
梨花女子大学卒業。韓国外国語大学通訳翻訳大学院卒業。現在、韓国外国語大学通訳翻訳大学院講師
小西直子[コニシナオコ]
立教大学卒業。韓国外国語大学通訳翻訳大学院卒業。高麗大学教育大学院修了。日韓通訳・翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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