内容説明
1941年、ロシア極東の小さな村に生まれた著者は、その青年期に、地質調査員、畜産技師、船員、建築家などを経て、天職としての作家へと転進する。本書は、戦後動乱期の少年時代の淡い思い出に触発された、人間味豊かな、愛情とロマンに満ちた小品三本を収録。
著者等紹介
スリペンチュック,ヴィクトル[スリペンチュック,ヴィクトル][Слипенчук,Виктор]
1941年9月22日、プリモールスキー地方(ロシア極東沿海州)のチェルニゴフカ村に生まれる。私の経歴は―地質調査員、労働者、畜産技手、船員、養魚家、建築家、ジャーナリストと続く。1982年、旧ソ連邦作家協会に入会。多くの中篇、短編小説、ルポルタージュ作品を執筆。2006年、ロシア語詩集「時の光」を発刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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