内容説明
1991年にアパルトハイトを全廃して、新たなる社会構築を進めて10数年、負の遺産を背負いながらの民主化の過程を、現地の情報と自らの体験に基づいて明らかにする。
目次
序章 南アはアフリカの日本なり
第1章 ユニークな国―多人種国家の南アフリカ
第2章 南アフリカとNEPAD
第3章 ロベン島組の一〇年後
第4章 黒人の経済的地位の向上
第5章 頭脳流出
第6章 アフリカーンス語は生き残れるか
第7章 南アフリカのインド人達
第8章 ワイン畑のハンスとミドリさん
第9章 在南ア公館変遷で見る日南ア関係の一世紀―在南ア公館で見る日南ア関係
著者等紹介
榎泰邦[エノキヤスクニ]
1946年東京生まれ。68年東京大学法学部中退、外務省入省。95年EU代表部公使、97年大臣官房文化交流部長、2000年中近東アフリカ局局長、01年在南アフリカ大使を経て、03年在インド大使
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