内容説明
公益学と地域通貨の理念をふまえ、農協、森林組合、医療生協、福祉生協、そしてワーカーズ・コープなどの近年の事例に基づいた、“ポスト資本主義”としての協同社会の原理を考える。
目次
序章 協同社会と第四世代の協同組合
第1章 協同組合の世代論についての再説
第2章 第四世代への胎動
第3章 第四世代の協同組合
第4章 協同労働の協同組合
第5章 協同社会づくりの課題
第6章 ICAの協同組合原則と第四世代の協同組合
付録 社会主義の経済制度としての協同組合について
著者等紹介
石見尚[イワミタカシ]
1925年和歌山県粉河町に生まれる。1950年東京大学農学部卒業。農業団体、国会図書館調査局課長、(財)農村開発企画委員会常務理事、東京工業大学講師を経て、現在日本ルネッサンス研究所代表。循環共生社会システム研究所理事。農学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。