朝日新書<br> うつで困ったときに開く本

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朝日新書
うつで困ったときに開く本

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022733092
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0211

内容説明

あなたや、あなたの家族や部下が、「うつ」になってしまったら…?いまや、7人に1人がかかるともいわれる「うつ」。その症状や治療については、まだまだ理解が不足している。泣かないためにはどうすればいい?満たされぬ人々に寄り添い続ける気鋭の精神科医が贈る、悩める人のための「読む常備薬」。読めばココロが軽くなる。

目次

第1章 うつの症状と診断―うつかな?と思ったら(うつなのに、眠りすぎ、食べ過ぎになるなんて、おかしくない?;気持ちが落ち込んでいるわけでもないのに、診断は「うつ」。何かの間違いでは? ほか)
第2章 うつの治療と薬―うつをしっかり治すために(うつの治療では、なぜ「休養がいちばん重要」なの?;うつの薬は一度のみ始めたら一生のみ続けなければならないの? ほか)
第3章 うつの人との接し方―大切な人をまもるために(家族はどう声をかけたらいいの?;うつの人に「ガンバレ」と言ってもいい場合があるって本当? ほか)
第4章 うつの予防と回復―うつを寄せ付けないために(うつの予防や回復のために、ジョギングなどの運動をしたほうがいい?;「セロトニン」の入った食品を食べたほうがいいの? ほか)
第5章 うつに関する意外な事実―うつを知れば、怖くない(うつ病は遺伝するの?;うつが発症しやすい季節はあるの? ほか)

著者等紹介

香山リカ[カヤマリカ]
精神科医、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。1960年札幌市生まれ。東京医科大学卒。在学中に執筆活動を始め、臨床経験を生かして社会批評、文化批評、書評なども手がけ、現代人の“心の病”について洞察を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コージー

67
★★★★☆「うつ」に関する疑問にシンプルに答えた本。Q&A方式で、症状、治療、接し方など、27の項目にわかれている。質問内容が、同僚や家族などから寄せられるものが多いため、患者本人よりも周囲の人に向けた内容である印象が強い。ただし、5分程度の会話をイメージして作ったというだけあり、言葉がシンプルでわかりやすい。うつを初めて経験する方や疑っている方は、大変参考になると思う。【印象的な言葉】「失恋のショック」と「うつ病」とを分けるのは期間だけ。2週間以上、うつ状態が続いていれば「うつ病」と診断される。2018/09/13

naoっぴ

40
うつの人との接し方や症状、予防法などをQ&A形式で答えた本です。全体をざっと網羅したものなので、基本的なことが理解できました。うつはとにかく寝ること。そして気が滅入っているときに気分転換させるのはよくないというのは知らなかった。なにより家族がのんびり普通にしていることが大切なのですね。2014/12/19

カッパ

13
Q&A 方式で香山さんが答えてくれる本。 結局は正解ではなく、今の所の考えである。 さらにケースバイケースなこともう一度は確認しよう2018/06/13

としP

13
「うつ病」の原因究明は、まだ研究段階のようだ。一般人のうつ病に対する認識も誤解にあふれている。現代のうつ病患者数の年代別ピークは、20〜30代というのは新しい発見だ(昔は40〜50代がピーク)。2015/06/24

あかは

12
自分に対する疑問に直接ヒントになる問いはなかったけれど、それでも大体はわかった。 この手の本は目につけば読んできたけど、なかなか自分にとって参考になる本が見つからないのが残念。入門書としてはいいかもしれない。2014/02/08

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