内容説明
大事なものは、そんなにはない。最小限しか持たずに最大限に豊かな暮らしをする「ミニマリズム」という生き方。コントロールを失っていた自分たちの人生の主導権を取り直し、もう一度自分の元に引き戻す。「ミニマリズム」への道のりと、試行錯誤を通して、変化し成長してきた記録。
目次
1 イントロダクション
2 今を生きる
3 心の健康
4 成長
5 貢献
6 パッションとミッション
7 行動を起こす
8 変化と試行錯誤
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
39
幸福の尺度と価値観。人生の山谷を踏まえた気づき。トリガーは事例のように人それぞれ。但し、「喪失感」が根底の共通項という印象。手法としては、確かに”マスト”や”自他”の視点は有用も、どこか人工的。心の違和感に向き合うことが自然な第一歩ではなかろうか。故に「お試し期間」に共感。その先に見えるのが使命と情熱。私自身を振り返ると、やはりUSでの生活がもれなく転機。自由であると同時に、時に直面する差別。当時の様々な経験が”軸”の育み・振り返りとなった気がする。2016/11/28
テツ
23
広く広く全てを見つめ、貪欲に幅広いモノをかき集め手に入れ吸収しようという生活よりも、狭く深く本当に自分の心に響くモノだけに絞って生活をした方が豊かになれるのではないか的なことがテーマのエッセイ。確かに欲望は人類を発展させるための原動力にはなる。それは確かなことなんだけれど、個人の中で欲望を高めすぎると焦燥感と嫉妬心に支配されてしまう。厳選した自分の大切なモノだけに囲まれる生活は本当に豊かで満ち足りる。与えられた価値観をしっかり破壊して創り直し、自分が本当に必要とするモノについて考え直したい。2019/09/11
しん
22
ほんとうに大切なもの、優先順位の高いものにフォーカスして、集中度を高める生き方。そういう生き方に関するエッセイ集。断捨離など片付けに関する本と違うのは、手段よりも目的にフォーカスしている点でしょうか。真似は出来ないですが、ブログを運営しているのに、インターネットまで解約してしまうところは、驚きでしたが、納得感はありました。2014/07/07
アカツキ
13
著者たちのHPで公開されている記事から選り抜いた27本に加えて新作2本、計29本を収録したミニマリスト・エッセイ集。メインは生き方や人生哲学的な話で、実践方法はごくあっさり。同じような話が繰り返されるのでささっと読めてしまう。読みたい内容とはちょっと違ったな。2022/01/27
Sachi
7
身軽になりたい・・。今にフォーカスできる環境を整えることはとても良いことだと思う。 2021/03/29
-
- 電子書籍
- まほろば温泉繁盛記 メゾン文庫