内容説明
ドライヤーからジョン・ウーまで現代宗教系映画の新しい読み方。
目次
1 宗教美学派の代表的シネアストたち(カール・ドライヤー;イングマル・ベルイマン;ロベール・ブレッソン ほか)
2 “シネマの宗教美学”の古典/現代的パースペクティヴ(キリスト教/聖書映画;キリスト教図像学;“神の死の神学”派 ほか)
3 “シネマの宗教美学”の周縁とアクチュアリティ(政治/宗教対立、テロ、戦争;ポストモダン・スピリチュアリティ;宗教と映画音楽 ほか)
著者等紹介
服部弘一郎[ハットリコウイチロウ]
1966年8月3日生まれ。東京出身。映画批評家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mittsko
1
「映画の宗教学」が成り立つなら、必読の一冊! だが、宗教学/宗教研究の立場から云わせていただくなら、第一に あまりにも用語法がゆるい(勿論、宗教を専門とする執筆者は一人もいらっしゃらないのだから、致し方なし)、第二に 「宗教」と云いながらキリスト教ばかりが論じられている(実際、そのパートが一番おもしろい!すごく参考になった その他の「宗教」については量も質もまだまだ不足、思い切って申し上げれば 不足すぎる) 文句じゃありません、この成果を ボクのような者がちゃんと引き継いでいかねばならん、ということです2011/10/20
amane
0
映画における宗教(ほとんどキリスト教)の要素を解説した本。面白かったです。2009/09/21
tkm66
0
大変面白く読んだ、との覚えが。やはり<狂った映画>は魅力的!2003/04/23
-
- 和書
- 落語の江戸をあるく