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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風に吹かれて
10
4編収録。一編を選ぶとすれば、表題にも取られている「コルタン協奏曲」。 コルタンとは鉄・マンガン・ニオブ・タンタルの酸化物からなる鉱物。 コロンバイトタンタライト(コルンブ石とタンタル石)の略。携帯などに使われる希少金属を精製できる。コンゴ民主共和国で採掘されるコルタンを巡って、世界の携帯メーカー、採掘権を得ようとゲリラと手を組む企業、自然保護団体との確執など、十数年前の作品であるが劇画で現代の問題を学べるなんて、何と有難い作品だ、と思う。 他の作品も読みたくなった。 2021/07/19
こひた
1
さっそうと爆弾を車で隔離したヒーローを、騒がれず脱出さえなきゃいけない領事館員。レアメタル採掘場にゴリラがいると邪魔って勢力と、鉱石は地球のプレゼントって見方の商人、暗躍するコングロマリットの携帯にも自然保護団体の警告が。2016/10/13
HITO
0
引っ越しを繰り返しても,手放したくないシリーズ。永遠の名著。もはやレアメタル無しには成り立たない世界。2016/01/05
Gen Kato
0
収録作の中では『エアポート・アイランド』がいちばん好みです。『町が死にゆく時』の省略話法(?)も好きですね。『コルタン狂想曲』の依頼者には時勢を感じるなあ…2013/11/14
ozoyu
0
大切なことはみんなゴルゴから学んだ!と言っても過言ではない。「アフリカの豊かな資源はアフリカを幸せにはしていない」っていろいろ考えさせる言葉だ。2011/12/09