感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
21
ブックカフェ本。この手の写真集をこれまで敬遠していましたが、これからは全方位外交でやっていきます。それにしても怪しい世界観。2017/05/04
橘
14
サナトリウムにて。天野可淡さんの憂いを帯びた人形、好きです。写真は小さかったですが、黒髪で透けた服の人形に目を奪われました。あと兎かかわいい。2019/04/07
頭脳工房
0
ハンス・ベルメール+京人形の趣を志向した吉田良より天野可淡はゴスロリ的雰囲気の人形が多い。重厚な衣服は少女と娼婦と人形を等号で結ぶマチズモな欲望を隠蔽する。衣服と素肌のエロスの位相の反転が着エロの原風景ならば、ファンタジー化された性欲には必ずしも現実の肉体は付随せずともよいわけで、そうなると立派にフェチズム、ピグマリオンコンプレックスだ。この本稀覯本だったが今は復刊されている。でも(旧版は)版型が小さいので写真を楽しむより雰囲気だけ楽しむ感じ。ファン以外はスルーしてネットで楽しめば良いかもね〜2011/11/09
みみ
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たまらなく好きな本 朱い光のおかげか、妖しくも、切なく優しく 観る側の心の内にそっと語りかけてくるような、不思議なお人形たち2020/09/26