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内容説明
壁にぶつかった時にこそ聞きたい、不滅の男(エンケン)の言葉。
目次
現在ここで、ちゃんとやれ!そして、夢よ叫べ!
純音楽の原風景
FENで聴いたボブ・ディラン
ただひたすらにこの現在をあの産声を乗り越えろ!
みんな好きだよねカレーライスが
東京の音 はっぴいえんどと四人囃子
「我が代」を生きろ
猫が想像力を与えてくれる
裸の大宇宙 ありったけの現在をかきなぐれ
純文学のススメ〔ほか〕
著者等紹介
遠藤賢司[エンドウケンジ]
1947年1月13日、茨城県勝田市(現ひたちなか市)生まれ。69年2月にシングル「ほんとだよ/猫が眠ってる」でデビュー。70年4月には、デビュー前のはっぴいえんどの面々が参加した1stアルバム『niyago』を発表。自身が掲げた「純音楽の道」を生涯に渡って歩み続けた
湯浅学[ユアサマナブ]
1957年、神奈川県横浜生まれ。東京造形大学デザイン学科映像専攻卒業。在学中に、大瀧詠一の事務所でアシスタントを経験。1982年に特殊漫画家の根本敬、デザイナーの船橋英雄と共に「幻の名盤解放同盟」を結成。忘れ去られた個性的な歌謡曲の紹介・復刻を手がける。ジャンルを越境したさまざまな音楽に精通しており、音楽評論家として、多くの雑誌やライナーノーツに執筆。著書多数。バンド「湯浅湾」のリーダーとしても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
7
必死になって誰かを哀れむ人はいるけれど、自分が褒められたいから一生懸命になる人っていないと思う。なぜなら面倒臭いから、自分の価値観で自分より不幸せな人を「かわいそう」という方が楽だもん。そしてエンケンの音楽は難しいので、「合わない」で見過ごしてきたが自分もその一味だな、と。そして死ぬ程憧れてた紅白。でもそれは自分の歌を日本中に響かせたいからというエゴイズム。それが叶わなかったこのエゴイズム満載の日本でどれだけその純粋さが理解されたのか、私は叶わなくて良かったのかもしれないと思いながらその本を閉じた。2018/12/27
furutpp
3
絶対に流し読みできない、ちゃんと読むべき本なので、読み終わるまでめっちゃ時間がかかりました。下手すると半年以上ずっとゆっくりと読んでいたのではないか。初めて知る高校、浪人、大学時代の冴えないエピソードが可愛い。同時に、過去も未来も飲み込む表現者としての言葉の強さに圧倒されます。途方もなく優しくて厳しい。
しんべえ
2
ラブソング、ネコ、がんばる2023/01/23