出版社内容情報
トリュフ、ワインなど現在も重用される食材は、古代ローマ人の手により世に広められました。芸術の域にまで達していたとされる料理の数々を、薬効やテーブルマナーのほか、当時の社会状況などもまじえて、150以上のレシピを紹介します。
内容説明
驚くほど多種多様な食材、香辛料やハーブ、調理法、宗教儀式や接客模様など、古代ローマの食文化を微に入り細を穿って再現。
目次
第1部(料理法の歴史;食事;ワインその他の飲み物;料理人と調味料)
第2部(地の糧;火の糧;空の糧;水の糧)
著者等紹介
ファース,パトリック[ファース,パトリック][Faas,Patrick]
国際的に著名な食物史研究家でありシェフ。古代ローマの料理法について、世界各地で講演をし、新聞などへの寄稿も数多く、またテレビで古代の料理の復元を試みてもいる
目羅公和[メラキミカズ]
1947年に生まれる。東京教育大学大学院博士課程英文学専攻中退。日本大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まり
1
当時のある日の饗宴の料理名が書いてあり、読んでるだけで楽しい。 大量に口にし、それを吐き出すために羽などで喉を突くということは、古代ローマ帝国の文化についての本に必ずと言って良いほど記載されているけれど、この本ではその史実はないとあって驚いた。(昔に読んだので、ちゃんと確認したほうが良い。)2022/03/26
ビタミン
0
★★★☆☆2017/08/12
butapenn
0
著名な食物史研究家の記した、古代ローマ人の食卓模様。前半は「卵に始まり林檎に終わる」と言われる正餐のメニュー、食事のマナー、ワインや香辛料について。食器やテーブルなども図入りで紹介されて、興味深い。後半は膨大なレシピ集。2013/10/13
Kazuyuki Koishikawa
0
やはり食器類とかも使われ方分かった方が博物館で見てて蘊蓄が分かって面白くなる。 料理も作ってみたいが、うまくはないだろうな。2012/01/23
マイケル
0
読了までに3カ月かかった。レシピを写真なしで読むのはつらいな。全く想像できない。ローマのガルム、どんな匂いだったんだろう?くさや好きの私でも大丈夫だろうか??2019/03/25