出版社内容情報
“財界の総本山”日本経団連の会長が、25年5月末の総会で金融界から選ばれた。前身の日本工業倶楽部から続く100年以上の歴史の中で初めてである。折からのトランプ大統領の関税攻勢を乗り切るため、これまで製造業重視だった財界が金融立国に向けて大旋回するのか。日本の政策決定で重要な役割を担う政財官のトライアングルの一角をなす財界・経団連とは何かを明らかにする。
【目次】
第1章 財界とは―日本株式会社の司令塔か
第2章 財界・経団連会長のうまみとは
第3章 献金と財界
第4章 政治と財界
第5章 財界の構造
第6章 政策要求―シンクタンク機能
第7章 先手必勝のCSR、SDGs
第8章 良識派と武闘派
第9章 財界の思想
第10章 マスコミと学者
第11章 財界の課題
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