ショトル・ミュージアム
七宝の魅力―よみがえる伝統工芸の美を求めて

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784096060230
  • NDC分類 751.7
  • Cコード C0072

出版社内容情報

日本の伝統工芸“七宝”は、その技術の巧緻さ精巧さで世界的にも名高く、いま静かなプームになっています。本書は現代の有名な七宝作家12人の秀逸な作品と、「泥七宝」に邂逅し、新たな美の世界を拓きつつある上沼耕佐子の七宝作品を掲載。

美しい日本の七宝は、技術は巧緻で精妙で世界的にも名高く、七宝ブームを呼び、輸出品としてももてはやされました。 透明な輝きを放つ近代七宝の代表格のひとつで、迎賓館に飾られ、外国の賓客をうならせた作品から、現代の有名な七宝作家12人の秀逸な作品と、はからずも谷崎潤一郎が名著『陰翳礼賛』で書いている「泥七宝」、その「泥七宝」に邂逅し、新たな美の世界を拓きつつある七宝作家・上沼緋佐子を取材し、その作品を掲載した“七宝美の探求”の本です。 現在増えつつある七宝創作者にとっては技術を磨き、技を広げるのに役立つ実利性もあります。日本の伝統工芸のひとつである“七宝”が、みる人の心を癒してくれる作品の数々をご照覧ください。

内容説明

鈍い光の魅力、巧緻にして精妙な『技』、伝統工芸に現代感覚をそそぎ、今ここに見事な七宝美が咲く。

目次

薄濁りの美
新たな泥釉七宝の世界
沈んだ濁り―「陰翳礼讃」の世界
今様七宝作家曼華鏡
七宝の軌跡
近代七宝の足跡を辿る―昇仙峡ロープウェイ七宝美術館
蝋燭の茶遊び
七宝の技法と釉薬
七宝の出来上がるまで

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソバージュ

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金属工芸の一種の七宝焼き。工程の複雑さに驚き、美しく趣もあり歴史は古いが斬新な作品も多くとても魅力された。同県に七宝町という街があるが、近い内に窯元や資料館に訪れてみたい。2017/07/26

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