出版社内容情報
東京都には、2022年度末に、5兆円を超える金融資産がある。この1年間でも2000億円以上、増やしている。自治体は、都民の暮らしの向上のために存在している。都の財政分析をもとに、ため込まれた豊かな東京都財政を大胆に活用して、東京で暮らし、働き、学び、育っていく人々の生活の向上や営みの支援、災害・パンデミックへの備えにどう役立てるかを提言する。
内容説明
格差、教育、子育て、医療、環境…どうする?!東京。ためにためた金融資産はなんと5兆円。大規模再開発の街から暮らしやすい街へ、都知事選挙で小池都政をどう変える?!
目次
PROLOGUE 本書のねらいと各章のポイント
1 小池東京都政の未来・現在・過去
2 東京都の財政入門
3 小池都政の財政運営―ため込みの検証
4 決算収支、歳入、歳出の分析―都政はなにをしてきたのか
5 地域経済を担う労働者の処遇改善と中小企業の振興―労働者対策費を増やそう
6 東京都は大学生・大学に支援を―高等教育の教育充実なくして、未来の東京は語れない
7 産前・産後の母と子の健康を支えよう
8 「東京ママパパ応援事業」と東京都に対する私たちの要求
9 東京都財政を活用して国民健康保険の住民負担を減らす
10 東京都介護保険事業の現状と改革構想
EPILOGUE 日本国憲法と小池都政
著者等紹介
安達智則[アダチトモノリ]
東京自治問題研究所主任研究員、健和会医療福祉調査室室長
鈴木享子[スズキキョウコ]
元首都大学東京健康福祉学部准教授、ドゥーラ教育協議会理事、助産師。東京大学医学部付属看護・助産婦学校卒。北里大学看護学研究科後期博士課程満期退学
野中郁江[ノナカイクエ]
明治大学名誉教授、東京高等教育研究所事務局長。東京教育大学文学部、明治大学大学院商学研究科を経て、明治大学商学部専任教員(1997年4月~2022年3月)。商学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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