渡辺治著作集<br> 渡辺治著作集〈第4巻〉戦後政治史の中の天皇制

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渡辺治著作集
渡辺治著作集〈第4巻〉戦後政治史の中の天皇制

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  • サイズ A5判/ページ数 529p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784845117185
  • NDC分類 304
  • Cコード C3336

出版社内容情報

昭和天皇死去と天皇「代替わり」の前後に発生し日本を席巻した「自粛」「記帳」の嵐、右翼の暴力の横行といった天皇現象はなぜ起こったのか。戦後憲法のもとで、一切の政治権力を剥奪された結果、もはや統治の中心ではなくなり、戦後の保守支配層の要請に応じて役割を変える、いわば戦後政治の「従属変数」になった天皇。支配構造全体の変化とその中で支配層に求められた天皇の役割を分析することで、戦後政治史にける天皇制を明らかにする。

内容説明

昭和天皇にとって戦後は「統治権総攬者」復活をめざす野望と挫折の歴史であった。敗戦から昭和天皇の死去までの四五年間の天皇・天皇制の歴史を、戦後の保守支配層が天皇にいかなる役割を求め、それに天皇がいかに対処し抵抗したかという視角から解き明かす。

目次

1 戦後政治史の中の天皇制(戦後政治史の中の天皇制)
2 象徴天皇をめぐる諸問題(日本帝国主義の復活と天皇制分析の視角;戦後憲法史の中の天皇制;現代日本の民主主義・自由と本島発言)

著者等紹介

渡辺治[ワタナベオサム]
一橋大学名誉教授。1947年東京都生まれ。1972年東京大学法学部卒業、73年4月より79年3月まで東京大学社会科学研究所助手、79年10月より同研究所助教授、1990年4月より一橋大学社会学部教授、2000年4月より10年3月まで同大学大学院社会学研究科教授、この間、2004年12月より06年11月まで同大学院社会学研究科長・社会学部長、2010年名誉教授。2012年より15年まで日本民主法律家協会理事長。2004年より「九条の会」事務局(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たろーたん

0
戦後の天皇並びに天皇制については、二つの相反するイメージがある。一方は「昭和天皇=象徴天皇」で、ポツダム宣言受諾の聖断を行い、民衆を励ますというもの。もう一方は「伝統的な天皇制が復活する」で、79年の元号法制化、教科書検定強化、首相の靖国神社公式参拝、君が代・日の丸教育の強化など天皇個人よりも天皇制の動向に注目するもの。しかし、著者はどちらも違うと言う。前者に関しては、裕仁は最も国体護持に拘り象徴天皇に抵抗していし、後者に関しては、戦前と比較して、戦後天皇制は一度たりとも主語になったことはなかった。(続)2024/10/06

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