内容説明
ヒントがいっぱい!自分でつくる豊かな定年後。
目次
巻頭対談 今ふたたびの夫婦暮らし
第1章 あらためましての気持ちで向き合う二人
第2章 中高年の性と触れ合う心
第3章 一人ひとりを二人で生きる
第4章 介護から見えるこれからの夫婦関係
第5章 すてきな夫婦暮らしのための8カ条
著者等紹介
村瀬敦子[ムラセアツコ]
家族心理士。主婦会館プラザエフクリニック・からだと心の診療室心理カウンセラー。杉並区立子ども家族支援センター専門カウンセラー
村瀬幸浩[ムラセユキヒロ]
私立和光高等学校教諭として勤務後、現在、一橋大学・津田塾大学・東京女子大学講師。「人間と性」教育研究協議会幹事。日本思春期学会理事。講演も多く、著書も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
20
高年齢夫婦の結婚生活の秘訣について考察した本。女性と男性のセクシュアリティの違いについて分かりやすい説明があって面白かった。女性の場合、閉経後はセックスに痛みを感じることが多々あるため、夫とのセックスが嫌でたまらないという相談が複数紹介されていた。要は男の方が身勝手な関係を強いているということになる。著者は相手の人格を尊重するコミュニケーションが苦手な男性に注意を促しつつ、女性にも男性の不得手なことに対する寛容さを求めている。ただ、相談内容を読んでいると離婚した方が良いような事例もあると感じた。2024/03/24
のり
5
両親を見ていると、今から自分たちの老後の生活が気になります。寄り添って、周囲と共生していく、という新しい目標を立てる。夫婦ゲンカは長引かせず、さっと収めるのがコツ。「自分の非に気づいて素直に謝ることができるのは、人格が成熟している」と考える。相手に関心を持ち、話に耳を傾けることがコミュニケーションの基本。「実るほど頭を垂れる稲穂」になろう。いろいろな夫婦の相談があり、参考になります。2015/03/21
ユーグ
0
今からでも気になる老後の夫婦生活。お互い認め合い思いやる気持ちが鍵なんでしょうかね2010/03/05
たっちゃん
0
妻を今年亡くしこともあり、ときたま無性に異性が恋しくなることがある。 妻には、申し訳ないが、この本に書かれている3つのこだわりを捨て、新しいパートナーと巡り合えるなんてことがあってもいいかな? ①結婚にこだわらない ②同居にこだわらない ③挿入にこだわらない 2023/11/11
xangzu
0
図書館本。目次を見て、大体内容は理解はできた。筆者後書きの言葉が印象的。これまでの暮らしを総括し、これまで積み重ねてきたお互いの努力に感謝し、その気持ちをしっかり伝え合うこと。ここから始めようと心に刻んだ。良本です。2021/08/24