斜面防災都市―都市における斜面災害の予測と対策

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784844606864
  • NDC分類 519.9
  • Cコード C3051

目次

第1部 都市と斜面の関係史(モダン都市の発展―膨張する都市と斜面災害;戦後の都市の発展と崖崩れ―南関東地域の例;土砂水害と都市 ほか)
第2部 予測(都市型斜面災害の分類;都市における斜面災害の原因―何が被害の有無を分けるのか;災害の発生予測―統計的手法によるハザードマップの作成)
第3部 対策と展望:斜面防災都市の建設に向けて(都市における斜面防災の基本的戦略;都市型斜面災害の対策;防災まちづくり)

著者等紹介

釜井俊孝[カマイトシタカ]
1957年東京都に生まれる。1979年筑波大学自然学類(地球科学)卒。1986年日本大学大学院理工学研究科博士前期課程(土木工学)修了。1995年日本大学博士(工学)。利根コンサルタント(株)、工業技術院地質調査所(現、産業技術総合研究所)、日本大学理工学部を経て、現在、京都大学防災研究所助教授(傾斜地保全研究分野)

守随治雄[シュズイハルオ]
1957年東京都に生まれる。1979年筑波大学自然学類(地球科学)卒。1999年京都大学博士(理学)。2000年日本地すべり学会研究奨励賞受賞。現在、日本工営株式会社大阪支店課長、京都大学防災研究所非常勤講師。技術士(総合技術監理、建設、応用理学部門)
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感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

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巻頭の地図・写真集。第一部の豊富な災害事例紹介。第二部の予測。第三部の対策と展望の構成。第二部の予測がp166「開発計画のスクリーニングに役立てるべき」だとしても,短期的な計画と長期的な計画が必要かも。第三部第三章防災まちづくり、p181で,防災予測図(hazard map)を受け手の当事者能力について言及している。防災の視点では,本書の斜面だけでなく,津波・洪水に対する低位,液状化など,いくつもの視点の資料を総合的に判断する必要がある。技術士による技術解説。2013/09/26

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