内容説明
大きな変化は、さらに想像もできない規模でこれから何十年か続いていくはずだ。誰もがそのスタート地点に立っている。今後の社会・ビジネスを破壊的に変える「新たなるデジタルテクノロジー」を読み解く、講演ダイジェストビジュアル解説『12の出来事』。
目次
不可避なこと
1 なっていく
2 認知していく
3 相互作用していく
4 アクセスしていく
5 シェアしていく
6 スクリーンで表現していく
7 流れていく
8 追跡していく
9 リミックスしていく
フィルターしていく
疑問を生んでいく
始まっていく
著者等紹介
ケリー,ケヴィン[ケリー,ケヴィン] [Kelly,Kevin]
著述家、編集者。「ホール・アース・ソフトウェア・カタログ」(1984‐85)編集者。雑誌「ホール・アース・レビュー」の発行編集を歴任。1993年には雑誌「Wired」を共同で設立。以後、1999年まで編集長。現在は、毎月50万人がアクセスするサイト「Cool Tools」を運営する。ハッカーズ・カンファレンスの共同創設者
服部桂[ハットリカツラ]
1978年に朝日新聞社に入社。84年から86年までAT&Tとの通信ベンチャー(日本ENS)に出向。87年から89年までMITメディアラボ客員研究員。科学部記者や雑誌編集者を経てジャーナリスト学校シニア研究員に。退職後、大学で教鞭を執りながらジャーナリストとして執筆活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
37
最初のものはBECOMING(なっていく)だ。これは非常に一般的な状態の変化を示している。 かつてはAIと呼び良く分からない世界だったものが、機械学習により、大量のデータを学習することでできるようになり、様々な世界にその応用が広がっていく。 これまで出来ないと思っていたMフィールドが、ひとつの画期的な事例から五月雨的に現実化していく。 AIは既に人工知能と言う訳ではなく、人間とは全く違う異性人的知能Alian Intelligenceとした方がいいのかもしれない。2021/10/10
Junya Suzuki
0
これからはビックデータとAIなんですよね。2017/12/09
kaz
0
サブタイトルにある「新たなデジタルテクノロジーを読み解く」というほど大仰なものではないが、これからの社会の変化を考える良いヒントになる。方向性は「BECOMING」「COGNIFYING」「INTERACTING」「ACCESSING」「SHARING」「SCREENING」「FLOWING」「TRACKING」「REMIXING」「FILTERING」「QUESTIONING」「BEGINNING」 2017/07/02