内容説明
ハーバードやケンブリッジで教えてくれなかったこと、合理性やロジックだけでは解決できないこと、世界で活躍するエリートたちが最後に気づくこと、机上の空論ではない、これからの世界を生き抜くためのリアルな処世術。
目次
第1章 合理性と義理人情
第2章 才能を捨てよ
第3章 人気者になる
第4章 アイデアを実現する
第5章 うまく立ち回る
第6章 最適な行動を選ぶ
第7章 人の上に立つ
第8章 文明開化する
第9章 安定からの決別
著者等紹介
森田正康[モリタマサヤス]
1976年愛知県生まれ。12歳から渡米し、UCバークレー、ハーバード、ケンブリッジなど海外の大学・大学院を渡り歩く。ハーバード大学教育学修士、ケンブリッジ大学哲学修士。2003年、25歳の時に日本に帰国し、語学系出版社の第2次創業メンバーとして取締役に就任、2006年にはJASDAQ上場を果たす。その後、hitomedia,inc.を創業し、今日に至る。それ以外にも(株)EnglishCentral取締役、京都情報大学院大学応用情報技術研究科教授、非営利活動法人教育支援協会理事など、国内外の企業経営、プロサッカーチームの経営、大学教授、教育機関など複数の役職を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
11
できる,という言葉の意味は非常に曖昧である.少しでも出来れば嘘ではないし,ということも可能だし,完全にできていないのだから出来ない,と言ってもそれはそれで間違いではない.しかし,せっかくなら出来る,と宣言して,積極的に関わっていく方が人生においてはプラスになることが多い.2013/04/24
村越操
9
12歳から渡米し、UCバークレー、ハーバード、ケンブリッジと世界で学んだ著者。どんな考え方か興味があり読んでみる。本書での著者の主張は「将来どんな状況に置かれても順応でき、対応していけるためのコツ=知恵を身につけよう」というもの。その内容が、合理性と義理人情。具体的な方法の一例として①目標を明確に立てる②適切な戦略を立てる③必要な物を揃える③間違えたと思ったらすぐ修正④上記のプロセスをとにかく早く行う事。「世の中にはいくらでもすごい奴がいる。しかも、圧倒的に」世界で学んだ著者らしい感想です。2012/12/24
ひろ☆
7
UCバークレー、ハーバード、ケンブリッジなどの海外の大学、大学院に進んだ著者。 抜きん出た才能はなくても、「智恵」次第で世界に適応することができる。 その為には、目標→戦略→行動→見直し、いわゆるPDCAをスピーディーに行う。 そして、才能があっても、上には上がいる。そのときに方向転換できる柔軟性と新しいことにチャンレンジできる勇気を持つこと。2013/03/21
高光浩二
4
ビジネスでの義理人情は「ずるい!!!」と思っているので考えさせられた。『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』をセットでどうぞ。2014/04/26
しのはら(か)
4
「本当に説明がうまいというのは ×わかりやすく丁寧に話す ○余計なことを一切省く」。DNAの二重螺旋の論文は2ページ。提案の4ポイント。1.数字的根拠 2.感覚を言葉にする 3.説明しすぎない 4.情熱。謝罪の手順は1.謝るべきポイントを明確にする 2.なぜミスを起こしたのかの理由の説明 3.具体的な対応策の提示 4.少し時間をおいて、お詫びと損を埋め合わせるための提案。正当な理由があっても何も言わない。相手にそう思わせたことに謝る。立川談志「よく覚えておけ。現実は正解なんだ」も備忘録として。★★★★★2014/03/31
-
- 和書
- 消された精神障害者