内容説明
持田公平の住む海辺の町・花浦には、小高い尾根の続く岬がある。その山すそに建つ古い洋館「お化け屋敷」の解体現場で、公平たちは一冊のスケッチブックと、こわれたダビデ像を見つけた。やがてそれが、昭和の怪盗ミスター・ブラックが残した財宝へとつながっていく…。わずかな手がかりをもとに、頭と体をフルに使って謎の宝にせまるが、あと一歩がむずかしい。さあ、冒険の結末はいかに!?小学校中級から。
著者等紹介
那須正幹[ナスマサモト]
1942年、広島県生まれ。島根県立農科大学林学科を卒業、東京での商社勤務の後、実家の書道塾を手伝うかたわら児童文学の創作を始める。70年、処女長編『首なし地ぞうの宝』が第2回学研児童文学賞佳作に入選、72年に同社から刊行された。78年、山口県防府市への転居を機に専業作家となり、以後多数の作品を発表。『ぼくらの地図旅行』(福音館書店)で絵本にっぽん賞、『さぎ師たちの空』(ポプラ社)で路傍の石文学賞、『お江戸の百太郎乙松宙に舞う』(岩崎書店)で日本児童文学者協会賞、『絵で読む広島の原爆』(福音館書店)でサンケイ児童出版文化賞、「ズッコケ三人組」シリーズで巌谷小波文芸賞、『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』で野間児童文芸賞、『江戸っ子ガラス』(くもん出版)でサンケイ児童出版文化賞などを受賞
田頭よしたか[タガシラヨシタカ]
1950年、山口県生まれ。武蔵野美術大学油絵科卒業。デザイン事務所勤務を経てフリーランスに。大学在学中よりカレンダー、ポスターなど広告の仕事を中心に活動。その後、絵本を主体とした子どもの本の仕事に重心を移す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅花
サラサラココ
バジルの葉っぱ
かいと
kotaro