内容説明
電力と情報通信を統合した次世代電力網を徹底解説。
目次
Q&Aで学ぶスマートグリッドの基礎
スマートグリッドとは?―その定義から目的、国際標準化活動まで
スマートグリッド時代の社会環境問題とその解決策
スマートグリッドと電力システム(電力系統)の基礎―太陽光発電等の大量導入による影響とその対策
スマートグリッドにおける通信ネットワーク―電力会社の自営通信網と新たな通信網
スマートグリッドにおける通信技術―6LoWPANからWi‐Fi/ZigBee/BPL/SUNまで
スマートグリッドにおけるサイバーセキュリティ―その基本的な考え方と4つの領域の課題
スマートグリッドにおけるエネルギー管理システム―中核となるマイクロEMSとHEMSの役割
ITをベースにしたスマートグリッドのビジネス展開とそのサービス例―具体化する各国のサービスとITの重要な役割
スマートグリッドの通信基盤「AMI」とスマートメーターの役割〔ほか〕
著者等紹介
合田忠弘[ゴウダタダヒロ]
九州大学大学院システム情報科学研究院電気システム工学部門(電気エネルギー・環境工学講座担当)教授。工学博士。1947年8月兵庫県生まれ。1973年3月大阪大学大学院工学研究科修士課程修了。1973年4月三菱電機(株)入社。電子計算機やマイクロプロセッサを使用した電力系統の保護制御システム(系統安定化・事故波及防止システムや電圧無効電力制御システムなど)の開発・製造、パワーエレクトロニクスや電力自由化・規制緩和関連システム(電力取引関連システムやPPS向け需給制御システムなど)の開発・製造、系統解析シミュレータやマイクログリッドの開発に従事。同社の電力系統技術部長、電力流通システムプロジェクトグループ長を歴任。2006年3月三菱電機(株)を退社。2006年4月より、現職。電力系統の安定度解析やマイクログリッドおよびスマートグリッドの運用制御方式の研究を実施
諸住哲[モロズミサトシ]
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構スマートコミュニティ部主任研究員。工学博士。1958年2月北海道生まれ。1985年3月北海道大学大学院工学研究科博士課程修了。1986年4月(株)三菱総合研究所入社、電力需給問題、供給信頼度分析、DSM、電力市場、新エネルギー系統連系問題、電力貯蔵技術、マイクログリッドなどの調査、開発に従事。2006年4月よりNEDO技術開発機構出向、新エネルギー技術開発部主任研究員に着任。2010年4月NEDOに転籍。2010年7月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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bora618