内容説明
バーゼル規制全体の複雑な内容を実務に合わせて117項目で解説。2013年11月末までに公表されたわが国の規制、告示、Q&Aや監督指針を可能な限り盛り込んで説明。バーゼル2.5、バーゼル3の導入の影響を大和総研独自のアンケート調査をふまえて分析。
目次
旧BIS規制(バーゼル規制)の概略(バーゼル1、2)
新規制(バーゼル2.5、3)の導入の経緯
信用リスク規制
マーケット・リスク規制
オペレーショナル・リスク規制
自己資本(国際統一基準行)
自己資本(国内基準行)
銀行自身の自己資本戦略と監督当局の検証
ディスクロージャー
銀行のコーポレート・ガバナンスとバーゼル規制
バーゼル2.5およびバーゼル3導入の影響
バーゼル3後の動き
著者等紹介
吉井一洋[ヨシイカズヒロ]
大和総研金融調査部制度調査担当部長。1964年生まれ。1987年3月大阪大学法学部卒業。同年大和證券株式会社に入社し9月に株式会社大和証券経済研究所(現・株式会社大和総研)に配属。アナリスト業務を経て、1989年4月に経済調査部制度調査室(現・金融調査部制度調査課)に異動。以来、証券・金融関係の法律・制度の調査を担当。2006年4月に現職に就任
鈴木利光[スズキトシミツ]
大和総研金融調査部制度調査課上席課長代理。1978年生まれ。2002年3月慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2007年株式会社大和総研入社。制度調査部(現・金融調査部制度調査課)にて会計基準等の調査に従事。2010年2月よりロンドンリサーチセンターにて欧州・英国の金融制度の調査に従事。2012年7月より現職
金本悠希[カネモトユウキ]
大和総研経営企画部上席課長代理。1979年生まれ。2005年3月東京大学大学院法学政治学研究科修了。同年株式会社大和総研入社、制度調査部(現・金融調査部制度調査課)配属。2009年7月から2011年6月まで財務省に出向し、国際通貨基金・金融安定理事会にかかわる業務に携る。2011年7月、大和総研資本市場調査部(現・金融調査部)に復帰。2012年6月、経営企画部に異動し、ミャンマーの証券取引所設立支援プロジェクトに携る
菅野泰夫[スゲノヤスオ]
大和総研ロンドンリサーチセンター長シニアエコノミスト。1973年生まれ。1999年3月中央大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。同年株式会社大和総研入社。年金運用コンサルティング部にて、大型企業年金基金のアセットアロケーションの策定、ヘッジファンド調査業務に携わる。その後、企業財務戦略部、資本市場調査部(現・金融調査部金融調査課)にて金融セクターおよび海外調査業務を経て、2013年4月より欧州経済・金融市場調査を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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