目次
風のように
新宿が好きになる理由
新宿駅東口のまぼろし
いい時間とは
果てない夢
ショートケーキがなくても
パリと新橋と新幹線
ウェイトレスの方のしぐさから
ショートケーキを許す
ショートケーキは話す〔ほか〕
著者等紹介
森岡督行[モリオカヨシユキ]
1974年山形県生まれ。森岡書店代表。現在、小学館「本の窓」オンラインにて『銀座で一番小さな書店』を、資生堂『花椿』オンラインにて『銀座バラード』を連載中。「森岡製菓」の屋号でお菓子の販売とプロデュースも手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
63
見事なショートケーキ愛です。素晴らしいです。読みながら、これはショートケーキを食べないわけにいかないと思わせてくれます。やっぱり、まずはウエストですね。2023/06/19
qoop
8
ショートケーキ応援団を自認する著者が、東京の名店を中心に逸品を紹介する。多彩なケーキの形状から店舗建築の見どころへと発想を飛ばし、各店の味わいを伝える書きぶり。エッセイ集ながらその形式は幅広く、日記調あり小説調ありと、自然な流れを損なわない範囲で技巧を凝らす。当たり前だけど本というものが著者に食い込んでいるんだなとよく分かるのも良い。2023/02/06
駒
7
旅先のブックカフェで。ショートケーキを食べるだけの本!でもこの贅沢さがいいんです。人生に彩りをもたらす食べ物なのかも、ショートケーキって。なぜ毎月22日がショートケーキの日なのか?人に言いたくなるトリビアでした。2023/09/15
ganesha
7
森岡書店オーナーによるショートケーキ愛に溢れた25のエッセイとコラムとイラスト。タイトルに惹かれて読了。ショートケーキの日、良いよね。フランスではフレジェジャポネというとは知らなかった。2023/08/16
あるぱか
3
ショートケーキ、実はあんまり好きじゃないんです。でもこの本を読むと食べに行きたくなります。擬音語がなく、写実的な表現なのにとても美味しそうな文章たち。ユーモラスな注釈。久しぶりに個人的なヒットの食エッセイでした。2024/02/22