内容説明
森のなかの会話に耳をすましてみましょう。おしゃべりな森の仲間たちはどんなことを話しているのでしょうか?森のなかでいちばん大きくて古い木は「マザーツリー」といいます。森で生きるすべての木がマザーツリーに守られています。なかでも特に大切に面倒をみてもらっているのが、芽が出たばかりの小さな木です。いったいどんなふうに助けてもらっているのでしょうか?この物語の主人公はベイマツの木の親子です。小さなベイマツの木にとって森は危険がいっぱいです。雷や強風、水不足、木を枯らしてしまう虫などから、身を守らなければなりません。でも大丈夫。小さなベイマツの木はひとりぼっちではありません。親のベイマツの木やほかの木が助けてくれているのです。森ではみんなが助け合っています。そうしないと森全体が生きていけなくなってしまうからです。小さなベイマツの木が少しずつ成長して、森の仲間になっていく様子をみてみましょう。
著者等紹介
ケリー,テラ[ケリー,テラ] [Kelley,Tera]
太平洋岸北西部で、そびえ立つベイマツや、スーッとする香りのヒマラヤスギにかこまれて成長しました。小さいころからずっと本を読んでいました。大人になると、6年間、児童書の販売員をしてきました。今は、地元北カリフォルニアの図書館で働きながら、フリーランスの作家、そして編集者をしています
ハーマンソン,マリー[ハーマンソン,マリー] [Hermansson,Marie]
イラストレーターです。想像力を育み、自然な好奇心をよび起こすイラストを生み出そうと、がんばっています。小さいときからずっと、植物や自然やデザインに興味を持ってきました。それが、ランドスケープ・アーキテクチャー(芸術や環境、社会学などの要素を取り入れて、屋内外のさまざまなデザインをするための学問)の学位取得、そして最終的には、本当にやりたかったイラストを描く仕事へとつながっていったのです。ふたりの子どもとスウェーデン人の夫といっしょに、ノース・カロライナ州でくらしています(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



