出版社内容情報
浜田増治による昭和初期のモダニズムを代表するデザイン集を月報も併せてオールカラーで復刻。新聞広告からディスプレイまで、内外の事例や作例などを満載し、理論や実際の手引きなども充実。貴重な歴史的資料でもあるデザイン集。
第20巻●小印刷物及型物図案集 アルス, 1930
●編者紹介 浜田増治 Hamada Masuji 明治25（1892）年～昭和13（1938）年 兵庫県揖保郡に生まれる。1916年東京美術学校退学。1919年ライオン歯磨意匠部に入社（広告図案装飾担当）。1921年、図案事務所「商業美術研究会p.７」を開設。1926年４月商業美術家協会を創立。同４月、浜田起草の「商業美術家協会設立趣意」を発表。同年９月、「商業美術展覧会」を東京丸の内ビルディング丸菱呉服店において開催。1928年、同第三回展において「商業美術第二回の宣言」「商業美術の範囲」を公表。1928年『現代商業美術全集』立案、アルス社より発行。２年半で全24巻完成。1929年商業美術研究所を京橋区に開設。翌年銀座三喜ビルに移す。1931年に冨山房より『商業美術教本』『商業美術講義』の刊行を皮切りとして、『商業美術読本』ほか数多くの商業美術関係著作を出版、商業美術の理論的発展にも尽くす。（『ART INTO LIFE 日本の前衛 1900―1940』展（京都国立近代美術館／水戸芸術館に巡回）カタログより引用）
★推薦します！ 柏木博（デザイン評論家）／北澤憲昭（美術評論家・跡見女子大学教授）／森仁史（松戸市教育委員会学芸員・デザイン史家）
