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出版社内容情報
◎古代から近代まで、印刷技術の変遷を詳細に解説する古典的名著・待望の復刻。東アジア地域の歴史学・文学・書誌学研究に必携の書
中山久四郎編。大正十年、三秀舎主島連太郎が同舎創業二十周年記念事業として企画されたもので、中山のほか、龍粛、郡山幸男、馬渡力ら当時最高の執筆陣を得て編纂が開始された。その後、震災などの災厄を乗り越え、ようやく昭和5(1930)年に刊行された。爾来七十年、東アジア印刷史の第一級の名著たる地位を失っていない。古代から近代までの、東アジア地域の印刷術の変遷を、豊富な資料を引用しつつ詳述しているので、資料的価値も高い。
■第1巻■総説・日本篇
本書の特色
●印刷技術の歴史を、多くの史料を紹介しながら実証的に記述。
●多数の図版により、技術の実際をわかりやすく解説。
●技術の歴史のみならず、その技術によって創りだされた典籍の数々を豊富な図版で紹介。
●日本と密接な関係にありながら、今まで簡単な紹介しかされていなかった中国・朝鮮の印刷術を詳しく記述。
●第一線の研究者による解説を付し、その後の研究の成果を補った。