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内容説明
本書で紹介されているプログラムは、20年前からUCLA(米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で行われているF.フランケル博士のプログラムを基礎にし、マサチューセッツ医療センターのR.バークレー博士のAD/HDペアレント・トレーニングプログラムの一部を加味して、日本の文化・実情・親子関係に合うように開発されたもの。「親こそ最良の治療者かつ養育者になれる」という当然ともいえる考え方のもと、AD/HDをもつ子どもの行動特徴をふまえて、行動療法の理論に基づくトレーニングをステップバイステップで行っていく。
目次
第1部 AD/HD児とペアレント・トレーニング(親訓練)(AD/HDとは;ペアレント・トレーニングとは)
第2部 病院、専門機関でのペアレント・トレーニング(ならAD/HD家族教室の実際;教育センターでのペアレント・トレーニング)
第3部 家族会でのペアレント・トレーニング(AD/HDと家族会;『とーます!』でのペアレント・トレーニング;家族会のペアレント・トレーニングで注意すること)
著者等紹介
岩坂英巳[イワサカヒデミ]
精神科医師。奈良県立医科大学卒業。同医大精神医学教室在籍中にUCLA(米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校)児童精神科に留学し、Parent TrainingやSSTを学ぶ。現在、奈良県心身障害者リハビリテーションセンター精神科医長。2004年4月から、奈良教育大学教育臨床講座教授。専門は、児童青年精神医学。医学博士
井澗知美[イタニトモミ]
臨床心理士。上智大学文学部卒業。早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了。1998~2001年、国立精神・神経センター精神保健研究所流動研究員としてAD/HD等児童に関わる臨床研究に携わる(その後は、研究生として籍を残している)。現在は1歳になる娘を相手にペアレント修行中。2004年4月から中央大学非常勤講師
中田洋二郎[ナカタヨウジロウ]
臨床心理士。早稲田大学文学心理学科卒、早稲田大学文学研究科修士課程修了。東京都民政局心身障害福祉部心理判定員、国立精神・神経センター精神保健研究室長を経て、現在福島大学大学院教育学研究科教授。2004年4月より立正大学心理学部へ転任する予定。専門は発達臨床心理学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。