出版社内容情報
効率的なチーム医療を推進し、患者満足度を向上させるクリティカルパス。そのクリティカルパスを広めるため、「医療マネジメント学会」が「クリティカルパス実践セミナー」を全国で開催中です。本書は、同セミナー講師の方にご執筆いただき、受講希望者がわかりやすく読める内容に仕上げました。既に導入されている「包括評価による定額支払い方式」を踏まえ、在院日数短縮と報酬逓減制に伴う病床の計画的運用に必須のツールとしてクリティカルパスを描いています。姉妹書「クリティカルパス最近の進歩2003」(医療マネジメント学会 編)と併せてご活用下さい。
目次
第1章 クリティカルパスとは
第2章 クリティカルパスの現状と展望
第3章 クリティカルパスに期待されるもの
第4章 クリティカルパスと医療の最適化
第5章 DPC対応型クリティカルパスについて
第6章 クリティカルパスと医療記録(看護)の関連性
第7章 クリティカルパスと記録の実際
第8章 クリティカルパス作成・活用のポイント
第9章 クリティカルパス活用の実際(患者のセルフマネジメントのために;インフォームド・コンセントの充実とチーム医療の推進;病院システムとしてのクリティカルパスの活用;委員会活動の実際とオールインワンパス適応の拡大)
第10章 標準クリティカルパス作成ソフト(Microsoft Excelテンプレート)を用いたクリティカルパス作成の実践